2014年 11月 20日

読売新聞社主催全国小中学校作文コンクール

カテゴリー: お知らせ,コラム

11月になって、作文コンクールの結果が次々届いています。
地方の小さなコンクールから、大手新聞社のものまで、みんなが暑い夏に頑張ってきた成果です。

個人が特定されてしまうので詳しくはお伝えできないのですが、読売の作文コンクールでもほんとに本当に大きな賞を頂く事が出来ました。
今年の夏、初めてレッスンをしたお嬢さん。学校からの課題でコンクールに出さなくてはならず、でもどう書いたらいいのかわからない・・。いろいろ話していく中で、最高の題材を持っていることがわかり、それをテーマに書いていくことになりました。元々の感性がまず素晴らしい!! とても大人の頭では思いつかない素直な言葉、それでいてドキッとするくらい真実をついている表現。ちょっと引っ張り出すと、どんどん湧き出てくる彼女の世界、それが面白くて、こちらが待ち遠しくなるようなレッスンでした。
何度も書き直し出来上がった作文。 こんな素敵な作品が入賞できなかったらどうする・・というくらい私のイチオシでしたが、やはり審査員の先生方にも認めていただけました。
かすかな光を放っていた石が、ちょっと磨いてあげるとキラッキラに輝きだす、そんな瞬間に立ち会えて幸せです。
来年に向けて、またいい題材をさがしておきましょう!

2014年 10月 30日

コンクール入賞

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もう10月も終わり・・・。今日はある女子校で校内感想文コンクールの発表があり、夕方から続々、入賞できました~!という嬉しい声が届きました。
猛暑の中、夏休みにじっくり取り組んだレッスン。構成を考え、何度も書き直したことがちゃんと実を結びました。 学校から頂けるのは小さな賞状だけですが、それが子供には本当に大きな自信へとつながるんですよね。今年から通い始めた生徒さん、今まで苦手意識で固まっていたそうですが、今日は大喜びで家に飛び込んできたとか・・。
そんなご報告を頂けて、私もとっても幸せです。 感想文の場合、本との相性、いかに登場人物たちと感情を共有できるかが、カギです。また来年に向けて、自分にぴったりとくる本をさがしていきましょう。

2014年 8月 13日

宿題代行業者に頼むなんて・・・

カテゴリー: お知らせ,コラム

甲子園が始まると、夏休みも後半戦・・・。宿題がだんだんと気になってくる頃でしょうか。
この間、夕方のニュース番組で宿題代行業者の特集をみました。お金で業者さんに丸投げしてしまうのです。一番需要が多いのは感想文、ポスターの類だとか。保護者からのオーダーも地域のコンクールで入賞するレベルを…と具体的です。
感想文は原稿用紙1枚3000円が相場。これを高いとみるか安いとみるか・・・。私は案外安いのだなと思いました。真剣に感想文に取り組んだら、時間も手間ももっとかかります。驚いたのは、感想文を仕上げてもらうだけでなく、業者の手で代書してもらうこと!! 子供の筆跡をメールに添付してそれを業者が真似て原稿用紙を埋めていくのです。ここまで来たか…と思いました。
苦手な子が感想文を書きたくないという気持ちはわかります。
苦手なものには、さらに時間もかかりますものね。だけどね・・。

作文レッスンにも苦手意識を持つ子供たちがやってきます。今まで一度も入賞した事がないという生徒さんに対し、メモの取り方、構成、下書き、何度もダメ出しを繰り返しました。それでもめげずに、何とかくいついてきます。方向性がちょっとおかしいぞという場合は、うまく誘導し・・・。何度もレッスンを重ねて作品を仕上げていきました。こういう風に表現した方がカッコよくない?という形でちょっと魔法をかけて出来上がり。 手はかかりますが、生徒さんの言いたい事を十分に聞いて、形になるように共に頭をひねっていく、そんな過程を大切にしたいと思います。
さぁ、後半戦がんばりましょう。

2014年 7月 31日

海外からのお問い合わせ

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ホームページ開設から1年経ちました。
本当に多くの方にご覧いただき、お問い合わせ頂戴し、感謝の気持ちでいっぱいです。
個人のご紹介のみで受け付けていた時に比べて、ぐっと生徒さんの幅も広がりました。
作文に悩んでいた小学生、もっともっといいものを書きたいと頑張る中学生。そんな方たちのところに作文レッスンがお届け出来て本当に良かったと思っております。

東京から遠く離れた地からのお申込みもあり、HPの力を感じています。先日はヨーロッパのある国に住むお嬢さんからのお問い合わせもありました。日本語環境にないところで、作文の力を伸ばしたいという気持ちがまず嬉しくて、私自身もわくわくしました。駐在で現地校に通う子供や、慶應ニューヨークに通う生徒さんなど、以前から海外とのやり取りはありましたが、それは日本語を母国語とする方々。そうでない場合は初のケースです。  メールや電話でやり取りをする中で、ほんとに本当に素敵な作品が生まれてきています。 どこにいても、どんな環境でも、作文を書きたいという気持ちがあれば、どんどん言葉は湧き上がります。 そんなお手伝いが出来て、私も幸せを分けてもらっています。

2014年 6月 05日

青少年読書感想文コンクール

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青少年読書感想文コンクールの課題図書が本屋さんに並ぶ季節となりました。
毎日新聞社主催のこのコンクールの規模は非常に大きく、毎年400万以上の作品が寄せられます。今年で60回目! 戦後日本の歩みと共に・・・ですね。長女も中学時代に毎日新聞社賞を頂く事が出来ました。

課題図書は学年に合わせて心の成長をはかり、読書を通して考えを深められるようにという目的のもと選定されています。 中には、ちょっと難しいのでは?というテーマもありますが、子供たちの興味の幅を広げるには良い機会になるのですよね。海外の貧困、環境問題、公害などなど、小学校中学年で理解しにくいテーマも選ばれています。

最近はネットで検索したら、課題図書の感想文書き方から、感想文例文まで出てきます。それらを、継ぎはぎして、原稿用紙を埋めて提出ということも出来てしまいます。でもね・・・。
単なるありきたりな感想文なんて面白くない!! 自分だけのオリジナリティあふれる感想、感動こそ書いてほしいと思うのです。 自分の体験も重ねて作者の思いに近づいていけば、書きやすいでしょう?

課題図書のテーマではどうもそこまで共感できない、自分とかけ離れすぎていて深く突っ込めない…という場合は、自由図書で勝負しましょう。
感想文コンクールでは、課題図書だけでなく自由図書での応募ももちろん可能です。
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2014年 4月 22日

国語辞書

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入学式から半月ほど経ちました。だいぶ学校にも慣れていらしたころでしょうね。
先日、小学校低学年の女の子とレッスンをしていた時のこと・・気持ちをあらわす言葉を探していて、そうだ!辞書を一緒にひこうと思ったのです。
国語の辞書を出して!というと、きょとんとした顔。 どうやら辞書を使った事がないようです。そういえば、出張レッスンに行った先で何かを調べようとすると、出てくるのはiPadの類。 簡単に、目指す言葉にたどり着く事が出来る便利なツール。最新の情報もすぐに更新されているし、子供から高齢の方まで手軽で使いやすいのも事実です。

でも、やはり紙の辞書の良さも知ってほしい。
目指す単語にたどり着くまでページをめくる楽しさもぜひ知ってほしいのです。1年生にとっては、あいうえお順を考えるだけでも大変、一番上の文字が見つかったら、次は二番目、さらに三番目の文字を考え、やっと探している言葉にたどりつく・・。面倒かもしれませんが、その過程で出会う言葉たちも自然と目に入ってくるのです。
あった!と見つけた時、子供たちは実にいい顔をしています。そして、意味を知り、同意語同義語、反対語まで嬉しそうに見つけていきます。
たとえば「心」  辞書でひくと面白いですよ。わかっているようで、知らなかった言葉に巡り合えるかもしれません。

以前は入学祝の定番だった国語辞書。最近はあまり贈られないのでしょうか。
数ある種類の中から、好きなタイプを選ぶのも楽しいもの。同じ言葉でも表現の仕方が異なります。保護者の方と一緒によく使う単語を引いてみて下さい。分かりやすく表現されているか、簡略すぎないか、チェックしてみること。一番自分にすんなりと意味が伝わってくるものを選べば、お気に入りの辞書と出会う事が出来ると思います。

その女の子の次のレッスンの日には、真っ赤な辞書がちゃんと用意されていました。

2014年 3月 31日

出張レッスンの交通費について

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お知らせ

4月から、出張レッスンの際の交通費を別途頂くことにいたしました。
消費税アップの折、ご負担をおかけするのは心苦しいのですが、どうぞご了承くださいませ。
レッスン代は、今までと変わりません。 どうぞよろしくお願いいたします。

2014年 3月 21日

レッスンの最後には

カテゴリー: お知らせ,コラム

久しぶりのコラム更新です。ホームページからのお問い合わせで新しい生徒さんのレッスンも始まりました。 初めての作文レッスンを緊張しながら受けてくれましたが、だんだんと慣れて恥ずかしがり屋の女の子の笑顔も見られるようになりました。毎回必ず復習もしてくれていて確実に力が伸びています。
レッスンの最後には、これだけは忘れないでね~!!という大事な事を確認して終えるようにしています。その後、保護者の方にレッスン内容の説明をし次回の予約のご相談などをするのですが、ふと傍らの生徒さんを見ると、自分のノートに今日のレッスンのおさらいをしていたのです。
普通、集中していたレッスンが終わると、やった~!とばかりにさっさと筆箱を片付けちゃう子が多いので、びっくりしました。忘れないでね~の内容をしっかり書き留めている姿に、思わず感動(笑) ちょっとしたアドバイスが、柔らかな頭と心にすうっとしみこんでいってくれているようです。少しでも書くことに自信がついて、好きになっていってくれたら、こんな嬉しい事はありません。

2013年 12月 31日

HP開設から5か月・・・

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7月24日にホームページを開設してから5か月あまり。1万人近い訪問があり、ヒット数は16000を越えました。 Facebookからいらして下さる方、またコンクール関係での検索で訪問して下さる方も多く、本当に嬉しく思っております。コラムをいつも読んでくださるみなさま、どうもありがとうございます!!

うちの子も見ていただけないかしら…という友人の一言から始まった私の作文レッスン。
こういうやり方でいいのかなあと試行錯誤しながらも、だんだんと私なりのスタイルが生まれ、オリジナルの作文レッスンが出来上がりました。
今年、初めてHPからのお問い合わせで生徒さんと出会う事が出来ました。まだまだ検索でもなかなか引っかからないHPを見つけて下さったこと、これもやっぱりご縁ですね。
今日は年内最後のレッスンでした。
小学校最後の年によく出る課題、6年間を振り返って・・・といった生い立ちの記。
まだピヨピヨしていた1年生から、最上級生の6年まで思い起こせば沢山の出来事が!
そんな時に、小さい頃から書き留めていた日記はとても役に立つのです。記憶は曖昧になってしまうもの・・。でも、その時の感情が生き生きと表された文章で思い出が色鮮やかに蘇ります。 ぜひ、嬉しかった時、悲しかった時、悔しくてたまらなかった時、その気持ちを残しておいてください。

2013年もあとわずか・・・
みなさまもどうぞよいお年をお迎え下さいませ。

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