2014年 6月 05日
青少年読書感想文コンクール
青少年読書感想文コンクールの課題図書が本屋さんに並ぶ季節となりました。
毎日新聞社主催のこのコンクールの規模は非常に大きく、毎年400万以上の作品が寄せられます。今年で60回目! 戦後日本の歩みと共に・・・ですね。長女も中学時代に毎日新聞社賞を頂く事が出来ました。
課題図書は学年に合わせて心の成長をはかり、読書を通して考えを深められるようにという目的のもと選定されています。 中には、ちょっと難しいのでは?というテーマもありますが、子供たちの興味の幅を広げるには良い機会になるのですよね。海外の貧困、環境問題、公害などなど、小学校中学年で理解しにくいテーマも選ばれています。
最近はネットで検索したら、課題図書の感想文書き方から、感想文例文まで出てきます。それらを、継ぎはぎして、原稿用紙を埋めて提出ということも出来てしまいます。でもね・・・。
単なるありきたりな感想文なんて面白くない!! 自分だけのオリジナリティあふれる感想、感動こそ書いてほしいと思うのです。 自分の体験も重ねて作者の思いに近づいていけば、書きやすいでしょう?
課題図書のテーマではどうもそこまで共感できない、自分とかけ離れすぎていて深く突っ込めない…という場合は、自由図書で勝負しましょう。
感想文コンクールでは、課題図書だけでなく自由図書での応募ももちろん可能です。