2013年 7月 31日
日記について
学校教育では、現在書くことにとても力を入れています。
特に、私立小学校では、毎日の日記に始まり、感想文や作文のコンクールも校内だけでなく、外部への出品も数多く行われています。
文章を書くことが好きな子どもの場合は、どんどん書く機会を増やして、その力を伸ばしていくよう指導いたします。
また、その反対に、自分からは書こうとしない子どもたちも多くいますが、その場合には、苦手意識をとることが第一の段階です。
文章を書けない、苦手だという場合には、何を書いたらいいのかわからない・・・というケースが多々あります。
毎日の日記に、同じようなことしか書けない、イベントがないから書けないというお話をお母様からよく伺います。
どんなことでもよいのです。今日のお昼に食べたもの、電車の中で見かけた人のこと、帰り道の暑かったこと・・・なんでもよいのです。
日記だから、実際にあったことしか書いていけないと思っている子どもがとても多いです。
日記は、長い文章を書くための準備と思って下さい。日記の一つのタネが、作文の素となります。
例えば、今日のおやつ。何を食べたか、その時誰と一緒だったか、どんな会話が出たか、そのおやつの味は?食感は?においは?
どんどん書くことは出てくるはずです。