2013年 9月 03日
作文のネタさがし
夏休みも終わり、たいていの学校で新学期が始まりました。
ぎりぎりで課題を終わらせた子も、余裕を持って書き上げてしまった子も・・・。
今年も本当に様々なテーマと向き合いました。
在宅ターミナルケア、iPS細胞から、とびばこ、動物愛護、戦争、感動、旅、かがやき、昔から伝わるもの、ボランティアなどなど。
テーマに合わせて、なんとかネタを探し出し、構成を考えるまでが毎回大変な作業。
何かない? う~ん、別に・・・・
そんな事言わないで、なんかないの? じゃ、これは?あれはどう?
こちらも必死に頭の引き出しをあちこち開けまくっていろいろ提案。私のヒントで気づき引っ掛かってくれれば大したもの。ところが、それでもネタがないという子もいるのです。
たしかに学校と家の往復、合間に塾に行って…の繰り返し。そうそう感動モノのネタが転がっているわけはありません。 夏休みになってから、課題が出てからネタを探そうとしても無理なのです。
普段の生活から、ニュースから、友達とのやり取りから、あ!!これ面白いかも! 使えるかも!!というネタを見逃さないでください。
学校で作った工作を持ち帰った時の、おばさんの「いいもの、こしらえたね~!!」という一言。「拵える」という言葉は小学生には聞き慣れない言葉だったのです。そこから、小学校4年生の子は今は使われなくなってしまった言葉,死語にまで発想を広げていき、とても面白い作品が出来ました。
ぼうっと毎日を過ごしていたら、磨けば光るきらきらネタは見つかりません。 小さなことにも関心を持って、一見無駄に見える事にも首を突っ込んでみる。来年の夏に向けて、もうネタ探しは始まっています。