2013年 9月 07日
はっとした光景
自宅でのレッスンが中心だった夏休み。毎日、いろんな生徒さんが元気に通ってくれました。 シャイな中学生男子。書くよりもおしゃべりしている時間の方が長い女の子。
どんなに暑くても、疲れていても、私もテンションあげてレッスンに臨みました。不思議なもので、こちらのテンションが下がっていると、微妙に空気は伝わるもの。
さぁいくぞ!という姿勢で行かないと、子供もだれてしまうのです。
猛暑の中、現れる子供たちはサンダル履きがほとんどでした。玄関で丁寧に揃えて上がってきます。 そんな時、玄関先でソックスを出して家の中へと上がってくる子もいます。
私も素足でペタペタ歩いているので、子供たちが素足で勢いよく上がってきても全然気にならないのですが・・・。
もうだいぶ前になりますが、初めてソックスを履く光景を見た時は、はっとしました。
その姿がとても自然で・・。
あぁ、この子はいつもこうやって、よそのお宅へあがる時は、ソックスを履いているんだなと。 私自身は、靴を脱ぐ可能性がある場合は素足で出かけないのですが、娘にマナーを伝えていたかな・・・ちゃんとわかっているだろうかとドキッとしたのです。
おうちの姿勢、躾がそんなことからもみえてくるんですね。
お受験の際、校舎へ入った時、靴を脱ぐときから、大切な時間は始まっています。
いくら練習しても子供たちはどうしても普段の姿が見えてしまいます。日常のちょっとしたこと、きめ細やかに、根気よく、小さい頃から・・・・。
大変だけれど、親も一緒に頑張るしかありません。