2013年 8月 08日

旅に出る前に

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週末から長期の休みで海外へ出かける方も多いでしょう。
いつもと違う体験、楽しい事がいっぱいの旅行。でも帰ってきてから子供たちに旅の様子を聞くと、案外覚えていないことが多いのです。 海で泳いだ、プールで遊んだということは覚えていても、日本との違い、新たな発見となるとはっきりと意識している子は少ないと思います。 せっかく時間も費用も沢山かけて旅行に行くのですから、しっかりと吸収して作文に残せるくらい感じ取ってきてほしいなと願っているのですが・・・。
出かける前に現地の様子や、歴史、風習の違いなど、少しでもいいので子供たちに伝えておくと、旅先での興味の持ち方がぐっと変わってきます。何も情報がない状態で突然現地に放り込まれたら、子供たちはせっかくの機会を活かすことなく、ただふわふわと楽しかった~!で終わってしまいます。
空港とホテル、ビーチだけしか印象に残らないのでは、本当にもったいないなと思います。たとえば、日本のお菓子がどんなパッケージで、どんな名前で売られているか調べてみるのも面白いですよ。身近なお菓子が、ちょっと違う顔をして売られている事に子供達もワクワクするようです。
強い光、からっとした空気、フルーツと花の混ざった匂い。英語ばかりの中でも決して負けていない関西弁。海外ならではの発見、どこにでも転がっているはずです。
子供はわかっているようでわかっていないもの。大人がちょっと手助けして興味付けをしてあげて下さい。旅の味わいがもっと深まること、間違いなしです。