作文コンクールについて

作文コンクールとは

作文コンクールコンクールには学校を通して参加するものと、個人応募が可能なものとあります。学校を通すものは、校内での選抜を経なければならず、出品することが難しいものもあります。 
特に感想文は、校内で数編に絞らねばならないことが多く、私立の場合レベルが高いので、コンクールに出すだけでも、かなり厳しい状況です。
作文の場合は、比較的応募点数にゆとりがあるので、出品のチャンスは増えます。

有名なものとしては、読売新聞社主催の全国小中学校作文コンクールがあり、まず都道府県で1位となった作品が中央審査に集められ、全国入選が決定します。
読売の特徴は、テーマ、枚数が自由な事で3万点以上の作品が集まります。自由な子供の発想を大切にしたコンクールで、何人もの生徒さんが入賞を果たし、今から数年前になりますが最高の文部科学大臣賞をも受賞する事が出来ました。
その他、規模が大きいコンクールでは、日本郵便の手紙作文コンクールで総務大臣特別賞、旺文社の全国学芸科学コンクールでも1位の金賞を受賞しています。
感想文は、毎日新聞社主催の青少年読書感想文コンクールが一番大きなものですが毎日新聞社賞、佳作も出ています。

個人応募の場合、規模は様々ですが出品する機会は沢山あり、生徒さんにお勧めしています。 
大きな賞でなくても入選したという事実は、子どもたちにとっても大きな喜びであり、書くことへの自信につながります。

コンクール参加については、普段の日記、作文の延長として、積極的に勧めています。
テーマに沿って、材料を集め、構成をし、文章を考えていく・・・この作業が、とても力になると思うからです。

中学生以上の作品となると、作文でも原稿用紙数十枚に及ぶものもあり、下調べから始まって、書きあげるまでに1年以上かかることもあります。 
学校の長期の休みを利用して、冬休み、春休みと積み上げていき、夏休みに完成させるというパターンです。
長期間かけることにより、客観的に自分を見ることで考えが整理されていき、また内面的成長も得られることで、単なる体験談ではない深みのある作品に仕上がります。

生徒コンクール受賞歴(代表的なコンクール) 

大きなコンクールの結果の一部ですが、受賞歴としてまとめてみました。
コンクールの趣旨に沿ったものをまとめ、いきいきした子供の視点を大切にするよう心がけていることが、良い結果につながっているのではと思っています。
コンクール名称頂いた賞(学年)
読売新聞社全国小中学校作文コンクール東京都特選・全国入選(中1)
読売新聞社全国小中学校作文コンクール東京都 読売新聞社賞 (小3)
読売新聞社全国小中学校作文コンクール東京都入選(中2)(小4)
読売新聞社全国小中学校作文コンクール東京都特選・全国特選(中3)
第46回青少年読書感想文コンクール毎日新聞社賞(中3)
第46回青少年読書感想文コンクール横浜地区佳作(小4)
読売新聞社全国小中学校作文コンクール神奈川代表・県知事賞(小5)
旺文社主催・総務庁・文部科学省後援
全国学芸科学コンクール
作文部門金賞(中1)
「明日のTOKYO」作文コンクール
財団法人東京都福利厚生事業団主催
第10回 優秀賞(中2)
第11回最優秀賞(中2)
第12回優秀賞(中1)
全国小中学生作品コンクール奨励賞(小3)
第10回全国小学校作文コンクール
「わたしたちのまちのおまわりさん」
優秀賞(小2) 
読売新聞社全国小中学校作文コンクール東京都特選 文部科学大臣賞(中3)
旺文社主催・総務庁・文部科学省後援
全国学芸科学コンクール
感想文部門努力賞(高2)
こどもおだきゅう沿線文学賞東京都教育委員会賞 (小4)
第11回全国小学校作文コンクール
「わたしたちのまちのおまわりさん」
佳作(小2)
音楽鑑賞教育振興会
第35回作文コンクール「音楽大好き」
努力賞(小4)
読売新聞社全国小中学校作文コンクール東京都佳作(小5)
読売新聞社全国小中学校作文コンクール東京都教育委員会賞・全国大会JR賞(中3)
旺文社主催総務庁文部科学省後援
全国学芸科学コンクール
作文部門 金賞(中3)
音楽鑑賞教育振興会
第36回作文コンクール「音楽大好き」
佳作(小2)
第48回青少年読書感想文コンクール小学校低学年の部 私学入賞(小2)
第36回手紙作文コンクール 総務大臣特別賞(小1)
第36回手紙作文コンクール佳作(小4)
全労災第31回小学生作品コンクール作文部門 銀賞(小2)
全国小学校作文コンクール
「わたしのまちのおまわりさん」
内閣総理大臣賞 (小2)
第35回全労災東京小学生作品コンクール
「未来のわたしへ」
作文の部 銀賞(小5)
第1回こども作文コンクール
「文字活字文化の日こども作文コンクール」
印刷・製本関連協賞(小3)

受賞でもたらされるもの

力を注いできた作品が評価され入賞する・・・・こんなに嬉しい事はありません。
新聞に作品が掲載されたり、インタビューを受けたり、大きな喜びに包まれます。
受賞作を読んだ方からの感動や激励の声も寄せられ、1つの作品が他の方へ与える力や、影響の広がりを生徒自身も身をもって感じることとなります。
コンクールで受賞したという経歴は、生徒のその後にも大きく関わってきます。特に推薦入試や、AO入試では受賞歴が高く評価されます。
また作品構成を考え、文章を練り上げ、自分の思いを的確に伝えるという作業は、就職活動におけるエントリーシートや面接、グループ討議でも活かされ、良い結果を頂く事が出来たとの報告があります。

中高時代に一つ大きな作品に取り組むことは、人間成長の上でも大きな意味があるように子どもたちを通して感じています。 
受賞歴は、その後の大学のAO入試などでも、高い評価を受けたと聞き、私も嬉しく思っておりますが、受賞そのものというより、作品を作り上げた達成感が大きな自信となって、積極性を培うこととなり、合格へとつながったのではないかと考えています。
作文は明確な評価が得られるものではなく、コンクールも主催によって色合いが変わり、手応えのある作品であっても思うような結果に結びつかない場合もあります。
反対にどこを評価して頂けたのか、予想以上の受賞となる事もあり、難しい所です。
受賞はあくまでも結果であり、作品を仕上げるという過程こそが力となり、大切であることを、子どもたちへのフォローとして忘れずにしていきたいと思っています。